古本&植物カフェ「弥生坂 緑の本棚」にて飲むサボテン「SABOTEN SUI」と「なめるサボテンのど飴」の販売始めました。

2019/07/30
飲むサボテン

7月17日より、「なめるサボテンのど飴」と飲むサボテン「SABOTEN SUI」の販売を始めました。
どちらも、サボテンの街・愛知県春日井市にある、「春日井さぼてんラボ&ショップこだわり商店」さんの製品です。

まず、「なめるサボテンのど飴」はパッケージがに惹かれました。
処方薬袋をイメージしたどこか懐かしさの漂うスッキリとしたデザイン。
「心のトゲをそっと抜く」というキャッチフレーズ。
ちょっと「トゲ」のあるあの人に・・、自分自身にトゲがあるときに・・。
飴の形は一見「スイカ」のように見えますが、サボテン「金鯱」をイメージして作られています。
サボテンを食べたことがある人は少ないかもしれませんが、サボテンの食味を爽やかなグレープフルーツ風味で表現して、
中心部には、サボテン発酵パウダーも入っています。
なめてもトゲがのどに刺さらず、逆に心のトゲを抜いてくれるかもしれない「なめるサボテンのど飴」、是非お試しください。

もう一つはサボテン炭酸水「SABOTEN SUI」。
当店でご提供中の多肉植物「グラパラリーフ」の相棒としての飲み物を探していたところ目に止まりました。

『多肉植物を食べながら、サボテンの水を飲む』という究極のコンビネーション。

こちらは、サボテン発酵エキスを3%配合しています。
水は岐阜県関市洞戸で採水される天然軟水を使用。1億年前の地層から湧き出る名水だそうです。
炭酸はきつくなくやわらかな飲み心地です。ほのかに緑がかっているのポイントです。
サボテン発酵エキスは、自社農園で栽培している食用ウチワサボテン(バーバンク種)を日本古来の発酵技術を使って作成抽出しているとのこと。
食用サボテンは、栄養価が高く、β―カロチン、カルシウム、マグネシウム、有機酸、食物繊維など、緑黄色野菜と果物の両方の栄養を合わせ待った珍しい食材といわれています。
動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の改善の効果が期待されているようです。

そもそも、愛知県春日井市がなぜサボテンのまちなのか?
少し、パンフレットから抜粋してみましょう。

古くは、果樹栽培が盛んだった地域。
昭和28年に農家のお一人が趣味で始めたサボテン栽培が発端のようです。
そこには、野菜等を種から育てる習慣、果樹栽培の接ぎ木技術が大きくかかわっていました。

大きな転換期は、昭和34年の伊勢湾台風。
果樹栽培が壊滅的な打撃を受けて、当時既に栽培技術が確立していたサボテンの生産に舵を切ることになります。

サボテンをタネから育てる(実生)は、かつてはかなり難しい技術とされ、発芽率の悪さや消毒の手間など労力のかかるものでした。
それを消毒なしで栽培する技術を発見して、大量に実生でサボテンを育てることに成功。
さらに「緋牡丹」という発育しにくいサボテンを柱サボテン(竜神木)に果樹の接ぎ木技術を応用して接ぎ木して、
増産することも可能になりました。
そうして、実生サボテンの一大産地となっていったのですね。

現在は、市内の小中学校の給食の食材としても、年に2~3回利用されているようですよ。すごいですね。

以上長々と書いてしまいましたが、
サボテン愛にあふれる製品「なめるサボテンのど飴」とサボテン炭酸水「SABOTEN SUI」を、
サボテンのまち愛知県春日井を思い浮かべながらお試しいただければ嬉しく思います。