根津・古本&植物カフェ「弥生坂 緑の本棚」での「和菓子を愛した人たち」刊行記念イベント無事終了!

2017/09/05
和菓子を愛した人たち」刊行記念イベントチラシ

9月1日開催、虎屋文庫『和菓子を愛した人たち」(山川出版社)刊行記念トークイベント、「植物から探る、和菓子の魅力」は、無事終了いたしました。

ご参加いただいた皆様講師の今村規子さん、ご協力いただいた虎屋文庫さま、山川出版社さま、他、告知にご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます

書籍では、人物と和菓子を中心としていますが、今回のイベントでは、植物から見た和菓子の魅力ということで、お話しいただきました。

お話は、まず田中芳男(植物・本草学者、博物学)の話から。(枇杷の品種の田中はこの田中芳男が育成したもの)その枇杷の図画の依頼を受けたのが牧野富太郎と~話は繋がっていきます。牧野が命名した、ヤッコソウの話や「胴乱(ドーラン)」のエピソードから和菓子「胡麻胴乱」に。

今回のお話の中心は、澱粉を取る植物に始まり、名越左源太の南島雑話などを交えつつ、葛やソテツ、百合根、キカラスウリから採る天花粉(天瓜粉)など、広範囲にわたりました。

途中、休憩にて1ドリンクサービス。参加者の方と講師の方の交流もできました。

ご参加いただいた、お客様にもとても楽しんでいただけた様子。

次回のリクエストもいただき、とても有難く思います。

また、違った切り口で開催出来たらと考えています。

その際は、また是非ご参加ください。